- 貴方の新しい補聴器を調整するには、時間と忍酎が必要です。最初の日に全てのことを習得しようと思わないでください。自分の家で補聴器をつけて、たとえ話し相手がいなくても、まわりの音を聞いてみてください。水道の蛇口のポタポタ音、冷蔵庫のカチッという音やその運転音、貴方が動き回るときに生ずる音などいろいろな音が聞こえるでしょう。音が間こえるたぴに、それが何の音であるかつきとめてください。そうすれば、その音が再び間こえても何の音であるかわかるので、だんだんうるさく感じなくなるでしょう。補聴器は音を増幅する機械なのでこうした音も聞こえてしまうのです。
- 1対1で話をする練習をしてください。相手に2mから2.5m離れてもらいましょう。これは、快適レベルでボリューム調整がうまくできるようになるための理想的な距離です。
- 家族や友人が貴方に話しかけるときは、まず貴方の注意をひいてから話しかけてもらうように頼んでおいてください。貴方に対して大声で話しかけるようなときには、静かにゆっくりと話してもらうように、優しくお願いする必要もあるかもしれません。
- 補聴器をつけてラシ才やテレビを聞く練習をしてください。音を大きくしなくてもラジオやテレピの音がずっとよく間こえるようになったと感じるようになるでしょう。
- 聴力が落ちてくると、目に見える手がかりが必要になってくるので、話し手を見ることがより一層必要になってきます。話し手を見て話す練習も続けてください。
- 話し手を見て話すことができない場合もあります。例えば電話で話す場合です。もし貴方にとって、すべての言葉を聞き取る必要がないような場合に、ラジオを聞く練習をしてください。この練習によって耳だけを働かせて聞くことに自信が持てるようになるでしょう。そのうちに電話もだんだん聞き取れるようになってきます。
- 2台の補聴器を両耳に使っていない場合には、方向に対する感覚を持てないことがあります。声をハッキリ聞くことができても、その声がどこから来るかを正確に云うことができないというような場合です。会話の流れについていくためにも、話し相手をよく見ることが必要です。