「あなたの声が聴きたい」
- 難聴・中途失聴・要約筆記
- 藤田 保・西原 泰子 著
- 文理閣 263ページ 1900円
「聞こえないというのは多様なのだ」(江時久氏)聞こえないというと、「補聴器を使えばよい」「手話を覚えれば良い」「大きな声で話せばわかるだろう」という周囲の誤解がいかに苦しめられてかきたことか。
本書には中途失聴・難聴者や要約筆記者、20名が原稿を寄せている。音声言語を基盤に、補聴器や人工内耳、読話を使用して話を理解しようと努めている中途失聴・難聴者。それぞれの職場で、家庭で、地域で孤高のチャレンジを続けている人たちなのだ。こうした人を支え、多様性を支えることのできる、懐の拾い社会が望まれる。