〓〓〓映画の字幕はどんなふうに作られるのでしょうか〓〓〓
![]() 映画の字幕はどんなふうに作られるのでしょうか。 私たちの場合は、ますテープ起こしをします。映画の音声を聞いて、これを文字にしていきます。物音や音楽表現も全部書き取ります。 次に、これを編集する作業をします。編集は、セリフとして、15文字×2行でどう表現するかを考えて いく作業です。読みやすい字幕を考えながら、表記や改行位置などを決めていきます。 最後に、セりフの投影タイミングを決めます。私たちの字幕は、一端コンピュータ上で作られ、映画での セりフの発話のタイミングに合わせて提示されるように調整されます。その後、このコンピュータ画面をそのままビデオテープに録画します。上映当日は、ビデオテープを使い、映画の上映開始と同時にピデオデッキをスタートさせます。再生される字幕を、液晶プロジェクタで、映画スクリーンに隣接する字幕用スクリーンに投影しています。 プラネタリウムの解説は、映画と違い、予め話の内容が完全に決まっている、という訳ではありません。 学芸員の方がその場で語る言葉を字幕にして、夜空に投影しなければなりません。このため、映画とは違う字幕です。文字数も、最大13文字×3行です。 学芸員の方が話される内容を予め打ち合わせて事前字幕を用意すると共に、その場でのアドリブをすぐさま入力して文字にしていくために、パソコン要約筆記者(PC要約筆記・なごや組)と共に、字幕を作り出しています。 |